第1回Python3データ分析模擬試験【第08問】解説

第1回Python3データ分析模擬試験第08問

本問題では「数学の基礎」のうち「数式を読むための基礎知識」について学びます。

本問題の解説はYouTube動画でもご覧いただけます。
【解説動画】 第1回Python3データ分析模擬試験 第08問
※当解説動画シリーズはPythonエンジニア育成推進協会に認定された「Python 3 エンジニア認定データ分析試験」の参考教材です。

問題

数学の基礎に関する次の記述のうち誤っているものはどれか。

① 数式で、足し算の繰り返しを表す際にはギリシャ文字のシグマの大文字を用い、掛け算の繰り返しを表す際には、ギリシャ文字のパイの大文字を用いる。

② 直径が1のときの円周の長さを円周率と呼び、自然対数の底をネイピア数と呼ぶ。両者とも小数点以下を四捨五入すると3になる。

③ 関数の入力が別の数字の肩に乗って使われる関数を指数関数と呼び、入力された値が底の何乗に相当するかという出力を行う関数を対数関数と呼ぶ。

④ 指数関数を応用した関数にシグモイド関数がある。シグモイド関数は、深層学習の基本的な技術であるニューラルネットワークでよく使われる。

⑤ 三角関数のsinは「サイン」と読み、日本語では上弦という呼び名がある。また、cosは「コサイン」と読み、日本語では下弦という呼び名がある。

解説

正解は選択肢⑤です。以下、解説します。

選択肢①

足し算の繰り返しはギリシャ文字のシグマの大文字、掛け算の繰り返しはギリシャ文字のパイの大文字

選択肢①は、正しい肢です。

足し算の繰り返しは、ギリシャ文字のシグマの大文字です。
※小文字は「標準偏差」を表します。

掛け算の繰り返しはギリシャ文字のパイの大文字です。
※パイの小文字は「円周率、3.1415」を表します。

選択肢②

円周率とネイピア数

選択肢②も、正しい肢です。

円周率は3.1415(四捨五入すると3)、ネイピア数は2.7182(四捨五入する3)です。

選択肢③

選択肢③も、正しい肢です。

右図左下の指数関数では、2の部分が「底」、3が「指数」です。

これに対し、右図右下の対数関数では、8が、底である2の3乗に相当する、という具合に表現されます。

選択肢④

シグモイド関数

選択肢④も、正しい肢です。

シグモイド関数はS字形を描く関数です。もともと生物の神経細胞が持つ性質をモデル化したものとして、ニューラルネットワークで使われます。

選択肢⑤

選択肢⑤は誤りです。

三角関数のサイン、コサイン、タンジェントはそれぞれ、正弦、余弦、正接です。

第1回Python3データ分析模擬試験第08問の解説は以上です。