- 合格者情報
- お名前: 相原 知栄子 様
- 合格された試験: Python 3 エンジニア認定データ分析試験
Q1:学習開始時点で、出題範囲に関する知識や実務等でのご経験はどの程度お持ちでしたか?
データ分析試験の前に取得したPython 3エンジニア認定基礎試験の学習ではじめて本格的にPythonに取り組みました。
データ分析試験の学習を開始したときは、基礎試験の範囲であるPythonの基礎を理解し始めたところで、データ分析に関する知識や実務の経験もほぼない状態からの取り組みでした。
Q2:あなたの学習環境(お仕事、学校ほか)においては、合格までにどのくらいの学習期間・学習時間が必要でしたか?
4月の後半から学習を始め、試験初日に合格できましたので期間としては約1ヶ月半くらいです。
ただし、平日はあまり時間が取れなかったため、土日にはしっかりと時間をとって集中して学習するようにしました。土日は家族にも協力してもらい、一日中勉強していました。
Q3:出題範囲のうち、もともと得意だった分野はどこでしたか?また、学習開始当初、苦手意識があったり習得に時間がかかったりした分野はどこでしたか。
ライブラリによる分析実践のpandasやMatplotlibによるデータの処理や可視化の分野は、「今までエンジニアにお願いして作ってもらっていた便利ツールや分析が、自分の手で簡単にできるかもしれない!」という可能性を感じてワクワクしました。
苦手だったのは数学です。
また、社内模試を受けた際に、学習をしたつもりでも原理の理解が足りないことと、試験でメモなどを取れないときに数字を含むコードを読み解くことに時間がかかってしまい、暗算のように頭の中で処理することが苦手だということにも気がつきました。
Q4:学習開始当初、苦手意識があったり習得に時間がかかったりした分野を、合格水準まで引き上げるために工夫されたことはなんですか?
原理の理解のために、ノートを一冊作ってテキストの内容を自分なりに整理してまとめることを繰り返しました。
まとめることでさらっと読み流していた部分の理解が足りないことに気がつくことができました。
また新たな疑問点がでてきたり、テキストに記載のない範囲に興味が出て、調べることによってより理解を深めることができました。
数学については高校の数学をやり直す問題集を1冊購入して、問題を全てときました。数学に一番時間がかかりましたが、高校生の子供たちと数学の話をしっかりできるようになったのも頑張ってよかったと思っています。
Q5:当サイトの模擬試験は何回くらい繰り返しましたか?あなたの活用法を教えてください。
試験を繰り返した回数は1~2回と少なめですが、間違えたところを主教材で学習し、ノートにも追記していきました。
答えを覚える、ということではなく、問題がどのような意図で出題されているかということを考えて周辺の知識をまとめたり、不正解の選択肢についても、なぜ不正解か、ということをしっかり説明できるように心がけました。
Q6:学習を効率よく進めるために行った工夫を教えてください。また最後に学習者のみなさんへのアドバイスもぜひお願いいたします。
最初のうちは、主教材を読みながらコードを写したり、数学も動画をみたりしていましたが、途中から原理や基礎知識、前提知識の習得に時間をかけることにしました。「急がば回れ」、ではないですが、結果として最短で合格できる基準までたどり着くことができました。
また、試験勉強だけではなく、ちょっとしたでデータの分析や自動化のスクリプトをかいてみることで、試験勉強の先にあるものが想像できたのでよかったと思います。