- 合格者情報
- お名前: 中山 勝美 様
- 合格された試験: Python 3 エンジニア認定基礎試験 / Python 3 エンジニア認定データ分析試験
Q1:学習開始時点で、出題範囲に関する知識や実務等でのご経験はどの程度お持ちでしたか?
学習開始時点における出題範囲に関する知識は、基礎試験、データ分析試験共に、高等学校程度の数学の知識以外は全く持ち合わせておらず、その数学の知識もかなり錆びついていたため、思い出すのに苦労しました。
また実務等での利用経験もありませんでした。
Q2:あなたの学習環境(お仕事、学校ほか)においては、合格までにどのくらいの学習期間・学習時間が必要でしたか?
事務系の仕事のため、Pythonが直結する業務ではないことから、仕事とは別に取り組む必要がありました。そのため、仕事が終わってから、各資格の主教材の通読、Python環境でのコマンド入力をしての結果確認、そして模擬試験の繰り返し受験を行いました。
基礎試験では模擬試験が満点となった時に合格できました。学習期間はちょうど1ヵ月で、時間にすると100時間程度でした。
データ分析試験では模擬試験で満点が取れませんでしたが、基礎試験の合格直後から取り組んだことから、「ライブラリによる分析実践」以外(13問分)は復習程度で10時間程度で済みました。「ライブラリによる分析実践」は、ライブラリを適用させてみないと理解ができなかったことから、全体で100時間程度、期間は1.5ヵ月程度かかりました。
Q3:出題範囲のうち、もともと得意だった分野はどこでしたか?また、学習開始当初、苦手意識があったり習得に時間がかかったりした分野はどこでしたか。
出題範囲のなかで、もともと得意だった分野はほぼありませんでした。基礎試験の「気楽な入門編」を学ぶうちに、もともと数学が好きだったので、少しずつよみがえってきてきて、データ分析試験も含めて、最終的には得意になりました。
一方、学習開始当初から、プログラミングに触れたことがないため、基礎試験では「制御構造ツール」や「データ構造」の習得に時間がかかりました。データ分析試験では、ライブラリーなかでも「pandas」は理解したつもりでいても実際の試験では得点に結びつきませんでした。
Q4:学習開始当初、苦手意識があったり習得に時間がかかったりした分野を、合格水準まで引き上げるために工夫されたことはなんですか?
基礎試験では「制御構造ツール」や「データ構造」に苦手意識を持ちましたが、その克服のためには主教材の繰り返し学習とPython環境でのコマンド入力ー結果確認に尽きました。
データ分析試験では、ひたすらライブラリの適用と結果確認が中心でした。
両試験共に、仕上げで模擬試験の繰り返し受験と復習によって、分からない箇所を少なくしていきました。
Q5:当サイトの模擬試験は何回くらい繰り返しましたか?あなたの活用法を教えてください。
データ分析試験は、3回分を、各1回ずつ受験し、試験結果を踏まえて、間違った箇所と偶然正解してしまった箇所を確認して、その復習に努めました。間違った箇所も分かっていたのにケアレスミスで不正解となったものと、理解ができていなくて不正解のものに分類して復習するようにしていました。
基礎試験は、他社の模擬試験で学習していましたが、こちらは模擬試験で満点を取るまで繰り返し受験していました。
Q6:学習を効率よく進めるために行った工夫を教えてください。また最後に学習者のみなさんへのアドバイスもぜひお願いいたします。
Python試験の学習を、プログラミング知識・経験ゼロから始めるのには王道はないものと考えます。
主教材の読み込み、実際のコマンド入力、ライブラリ適用、正しい出力結果の確認、といった基本的な学習を行うのみです。
そして試験合格には、時間制限のある模擬試験を、本試験受験前の総仕上げとして再度受けることが大切です。