- 合格者情報
- お名前:青木 俊様
- 合格された試験: Python 3 エンジニア認定データ分析試験
Q1:学習開始時点で、出題範囲に関する知識や実務等でのご経験はどの程度お持ちでしたか?
今年2月にPython3エンジニア認定基礎試験に合格しました。前職においてもPythonを用いてツール作成した経験があります。Pythonについては基礎知識はあると思います。 しかしデータ分析については未知の領域でした。実務でデータ分析関連業務も携わったことがありません。
Q2:あなたの学習環境(お仕事、学校ほか)においては、合格までにどのくらいの学習期間・学習時間が必要でしたか?
今年の7月から勉強し始め、実際に合格するまで(9月末)おおよそ2ヶ月間かかりました。ですがこの期間は仕事の関係でシェルコマンドとGCPの勉強も重ねてやっていました。 今ほとんど100%テレワーク実施しているため、学習環境は家で、学習タイミングは仕事前と業後です。毎日勉強しているわけではなかったですが、やる時は平日一日1時間~1時間半、休日は3時間前後ぐらい勉強していました。
Q3:出題範囲のうち、もともと得意だった分野はどこでしたか?また、学習開始当初、苦手意識があったり習得に時間がかかったりした分野はどこでしたか。
元々Pythonの基礎知識、プログラミング経験があるので、得意だった分野は「Pythonと環境」となります。それに学校時代では数学が得意だったため、「数学の基礎」の部分についても自信がありました。
苦手分野はscikit-learnのところです。カタカナの単語が多く、なかなか理解しづらかった部分が多くありました。また、データ分析の実務経験もないため、教科書の説明を見るだけではイメージが付きにくい感覚がありました。
Q4:学習開始当初、苦手意識があったり習得に時間がかかったりした分野を、合格水準まで引き上げるために工夫されたことはなんですか?
scikit-learnの部分に関しては理解するまで、ネットでキーワード検索しまくっていました。サイトによってはわかりづらいとわかりやすい部分がそれぞれですので、複数調べたほうが良いと思います。
あと実際に勉強しはじめたら、pandasとMatplotlibライブラリのところも時間かかりました。書き方自体は難しくなく、覚えにくではないと思いますが、ただいざ問題を解いてみますと、ややこしい選択肢が混ざっていました。ソースの書き方の順番を正しく覚えたほうが重要だと思います。
Q5:当サイトの模擬試験は何回くらい繰り返しましたか?あなたの活用法を教えてください。
全部で10回ぐらい模擬試験をやりました。
暗記しなければ正解できない問題もありますので、間違った問題は教科書の見落としかもしれません。それに気づけてとても助かっています。
試験問題は選択問題のみですので、正解になるまでの過程も大事だと思います。間違った問題については、正解に導く過程もメモした方が理解しやすくなると思います。ソースを一行一行デバッグして、実行結果を確認したほうがいいでしょう。
Q6:学習を効率よく進めるために行った工夫を教えてください。また最後に学習者のみなさんへのアドバイスもぜひお願いいたします。
これはあくまで私自身のやり方ですが、まずは教科書(Pythonデータ分析の教科書)をざっくり一通り目を通し、そしてさっそく模擬試験を1回やります。これで大体はどこの分野がわかっている(簡単に学習できる)、どこの分野に時間をかけて勉強すべき(例えば苦手分野、覚えるとこが多い分野)ことがわかると思います。模擬試験を1回解くことによって、どういう方式で出題されるかがイメージ付くため、学習時に覚えるべきポイントがある程度抑えられると思います。学習重心がわかりましたら、今度は時間をかけて教科書を勉強します。ソースを実際に書いて実行することが大事です(Anacondaがおすすめ)。そのあとは模擬試験→教科書確認→模擬試験の繰り返しです。ここでは間違いやすい知識点をどんどんメモしたほうが良いと思います。本番試験前や時間ない時に教科書ではなくそのメモを見ればいいですので、時間の節約になります。