- 合格者情報
- お名前: 佐藤 和宏 様
- 合格された試験: Python 3 エンジニア認定基礎試験
Q1:学習開始時点で、出題範囲に関する知識や実務等でのご経験はどの程度お持ちでしたか?
外資系コンサルティング企業のITエンジニアです(前職は日系SIer)。
AWS(Amazon Web Service)認定試験の専門知識(機械学習)を受験し本分野をより深く理解したいと思い、Pythonプログラムの学習を始めました。プログラム言語としては、COBOL、C言語、Javaに関するスキルは保有していましたが、Pythonは今回始めての学習です。
Q2:あなたの学習環境(お仕事、学校ほか)においては、合格までにどのくらいの学習期間・学習時間が必要でしたか?
学習時間は約8時間です。仕事終わりの帰宅後に公式チュートリアルをベースにPCにPython稼働環境を構築し、公式チュートリアルの理解出来ない内容については実際にPythonでロジックを実装して挙動を確認し理解を深めました。Pythonのプログラミングは今回始めての学習でしたが、以前のJava等開発経験が大いに貢献出来たと思います。
プログラム初心者の場合、公式チュートリアル記載内容は正直ハードルが高く、前段でインターネットに公開されているPython初学者向けのコンテンツを事前に学習した後で公式チュートリアルに取り組んだほうが理解を助けると思います。また、開発言語の学習なのでPC上で動かしながらの対応が最終的に記憶に残ります。なお、本サイトの模擬試験については2周して全3回とも90点以上獲得した状況で本試験に臨みました。
Q3:出題範囲のうち、もともと得意だった分野はどこでしたか?また、学習開始当初、苦手意識があったり習得に時間がかかったりした分野はどこでしたか。
Java開発スキルは保有していたため、以下内容は初期段階で理解出来ていました。
3章 気楽な入門編
4章 制御構造ツール
5章 データ構造
特に苦手意識はなかったですが、Python固有という意味では以下内容が理解(記憶)に時間を要しました。
10章 標準ライブラリめぐり
11章 標準ライブラリめぐり─PartII
Q4:学習開始当初、苦手意識があったり習得に時間がかかったりした分野を、合格水準まで引き上げるために工夫されたことはなんですか?
公式チュートリアルの学習にあたっては2回読み込みました。1回目は全体概要を把握する意味で理解が薄い部分があっても対象範囲を流し読みしました。2回目はいわゆる精読で理解出来ない個所は実際に手を動かしてPythonプログラムのロジックを実装し、挙動を一つ一つ確認することで理解を深めました。本試験の内容はすべて公式チュートリアルから出題されるため、スキルの偏りは極力排除することが重要だと思います。
Q5:当サイトの模擬試験は何回くらい繰り返しましたか?あなたの活用法を教えてください。
全3回をそれぞれ2回実施しました。本試験の設問内容を想定する意味でも本サイトの模擬試験は大いに役立ちました。単純に正解/不正解を確認するものではなく、正解/不正解の根拠をPythonでプログラミングしながら、確実に理解することが重要だと思います。
Q6:学習を効率よく進めるために行った工夫を教えてください。また最後に学習者のみなさんへのアドバイスもぜひお願いいたします。
自身の今後のキャリア形成を意識して取り組むことが非常に重要だと思います。試験に合格することは(最低限の)通過点であり、その先の目標(私の場合はPythonプログラミングスキルを習得し機械学習関連の専門スキルを獲得し他者差別化を実現すること)を明確に設定することにより、モチベーションを維持し学習への集中力も高まり結果的に本試験に合格出来ると思います。また自身の保有スキルに見合う学習法を理解する意味で本サイトの「合格までの学習法」の内容はぜひ一読をお薦めします。
今後の予定としては11月7日DeepLearningG検定を受験し、その後に「Python3エンジニア認定データ分析試験」にあらためて挑戦したいと思います。