本問題では「NumPy」のうち「ndarrayオブジェクトのドット積」について学びます。
本問題の解説はYouTube動画でもご覧いただけます。
【解説動画】 第1回Python3データ分析模擬試験 第19問
※当解説動画シリーズはPythonエンジニア育成推進協会に認定された「Python 3 エンジニア認定データ分析試験」の参考教材です。
問題
次のスクリプトを実行した結果として正しいものはどれか。
import numpy as np
a = np.array([1, 3])
b = np.array([-1, 5])
c = np.array([[1, 2], [3, 4]])
d = a @ b
e = np.dot(c, a)
print(d, e)
① 13 [ 8 18]
② 14 [ 7 15 ]
③ -2 [ 8 18 ]
④ 2 [ 9 17 ]
⑤ 2 [ 7 15 ]
解説
正解は選択肢②です。以下、解説します。
コードの確認
個々の選択肢を見る前に、まずコードを確認します。
まずnumpyをインポートします。
array関数で1と3の2要素からなる1次元配列を作り、変数aに格納します。
同様に1次元配列を作り、変数bに格納します。
また同様に2次元配列を作り変数cに格納します。
@演算子でaとbのドット積を求め、その値を変数dに格納します。
同様に、ドット関数でcとaのドット積を求め、eに格納します。
最後にprint関数でdとeの値を出力します。
選択肢①~⑤
以上から、この問題の正解は選択肢②となります。
第1回Python3データ分析模擬試験第19問の解説は以上です。