本問題では「NumPy」のうち「array関数によるndarrayオブジェクト(等差数列)の生成」について学びます。
問題の解説はYouTube動画でもご覧いただけます。
【解説動画】 第1回Python3データ分析模擬試験 第16問
※当解説動画シリーズはPythonエンジニア育成推進協会に認定された「Python 3 エンジニア認定データ分析試験」の参考教材です。
問題
次のスクリプトを実行した結果として正しいものはどれか。
import numpy as np
a = np.arange(1, 10, 3)
b = np.eye(5)
print(a[-1], b[2, 2])
① 7 1.0
② 4 1.0
③ 10 0.0
④ 7 3.0
⑤ 4 0.0
解説
正解は選択肢①です。以下、解説します。
コードの確認
個々の選択肢を見る前に、まずコードを確認します。
まずnumpyをインポートします。
arange関数で数列を作り変数aに格納します。
次にeye関数で単位行列を作り変数bに格納します。
そしてprint関数で出力します。
コードの実行結果は右の通りです。
出力の1つ目が変数aのデータの中身、もう一つが変数bのデータの中身です。
各データについて具体的に確認します。
aの数列は、数字の1から10の一つ手前である9までの3つおきの数列、つまり1、4、7です。aにインデックス-1が指定されているので7が出力されます。
bは右図のような5×5の単位行列です。そのうち2行2列にあたる場所が指定されているため、1が出力されます。
選択肢①~⑤
以上から、この問題の正解は選択肢①となります。
第1回Python3データ分析模擬試験第16問の解説は以上です。